演劇は始まったら、必ず終演する、ことができる。

けれども、この地続きの現実世界で、

終わりの見えなくなっている酷い惨状を、

終わらせる力が私たちにはなくても、

少しでも向き合ってもらいたい、目を逸らさないでもらいたい。

自分の消費が、納税した税金が、そして無関心が、

何に荷担し、何を終わらせられなくさせているのか、

そしてその蓋をした先にいる自分たちのこの先を、

少しでも想像して、

少しでも共に向き合えたらと願います。

馴染みのある媒体からでも、少しずつでも。

お手にとって頂けたら、幸いでございます。

※資料によってトリガーとなり得る表現を含みます。各資料のトリガーウォーニングを事前にご確認くださいませ。

果てとチーク・川村